『忘れる』とは人が持っている優しい機能静岡県湖西市のヨガスタジオ STUDIO ON(オン)
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【忘れる力】
「最近、物忘れがひどくてー」
ってクラスの皆さんと話す笑い話のネタの1つ。
忘れることは、悪いことではありません。
(病気が疑われる場合を除いて)
脳科学では、記憶は使わなければ自然に薄れていき、
新しい経験によって更新されることがわかっています。
これは脳が
・情報を整理するため
・大切な判断をしやすくするため
・ストレスから自分を守るため
に備えている正常な働きだそうです。
もし、すべてを忘れずに抱え続けたら、病気になってしまいそう!
悲しい、苦しいことも
少しずつ和らいでいくからこそ、私たちはまた前を向くことができます。
そして私は、「忘れる」ということには、
もうひとつ大切な意味があるように感じています。
気づくための『余白』をつくること。余白は、空いているスペースのイメージです。
『余裕』は、その余白から生まれた気持ちが楽な状態です。
ヨガ哲学では、過去の経験によって心に残る印象や反応のクセを
サンスカーラ(潜在印象)と呼びます。
それはトラウマだけではなく、
「私はこういう人だから」
「どうせ無理だ」
「こうあるべき」
そんな日々の思いの事もいいます。
私たちは知らず知らずのうちに、そのサンスカーラを通して物事を見たり、
反応したりしています。(色メガネ・フィルターと言ったりします)
ヨーガ・スートラには、
良い気づきから生まれたサンスカーラは、
これまでのサンスカーラを弱めていく
という教えがあります。(第1章50節)
人は変われないのではなく、
気づきによって、少しずつ心のクセを変えていくことができます。
忘れることによって余白が生まれる✨
その余白があるからこそ、自分の心のクセにも気づくことができる。
ヨガは、そんな時間を与えてくれます。
忘れることも、気づくことも、大好きな自分へ戻っていくための
大切な力なのだと思います。